声を良く出すために、喉が凝った時に誰でもできる3つのマッサージ

「風邪じゃないのに、なんだか今日は声が出にくい…

そんなときは、喉も凝っているかもしれません。

実は、声は喉による運動によって出ているもの。

喉の筋肉が凝ると運動が低下し、声が出にくくなるんです。

喉の筋肉は随意筋ですが感覚がないので、肩や首と違って凝っていても痛みがありません。

生活に支障はありませんが、歌のパフォーマンスには喉の凝りは大影響!

そこで、喉の凝りをほぐせる簡単マッサージを3つご紹介します。

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声が出るためのマッサージをする前に、してはいけないこと!

マッサージ方法を紹介する前に、絶対に守って欲しい注意事項を2つご紹介。

守らなかった場合、喉が変になっても自己責任です。

  • 絶対に強くやりすぎない
  • 甲状軟骨周辺・のどぼとけ近辺全般は触らない

この赤く塗った部分は、自分で触ってはいけません。

その理由は、喉の筋肉は小さいく、簡単に傷つきやすいから。

これから紹介するマッサージは、喉を直接触らずに間接的な方法なので、誰でも簡単に喉のコリ対策ができますよ。

声が良く出るマッサージ方法1・あごの下をほぐす

歌いすぎたり疲れてていると、あごは固くなりがち。

そこで、あごの筋肉をマッサージしてほぐすと、喉の筋肉への血流がよくなり、結果喉のコリ解消になりますよ。

赤塗った部分を、やさしく触ってほぐしてあげましょう。

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声が良く出るマッサージ方法2・耳下から伸びる茎突咽頭筋をほぐしてあげる

咽頭は、二本の茎突咽頭筋(青)と、二本の茎突舌骨筋(赤)によって支えられています。

この筋肉もとても細くて強く触ってはいけない部分ですが、茎突咽頭筋(青)の耳側なら、やさしくさわればマッサージしてOK。


触っていい部分は、赤く塗った耳下の部分です。

絶対に、強く押したり揺らしたりするのはNG!

上から下に、リンパマッサージのように、つまりや血流を流してあげるイメージで優しくマッサージしてあげましょう。

私の場合はパソコンをやりすぎたり、体全体が凝ってきたりすると、ここがよく凝ります。

一日の寝る前にマッサージしてあげるだけで、翌日の喉の凝りが大分減りますよ!

声が良く出るマッサージ方法3・肩をマッサージする

私もひどい肩こり持ちではありますが、やはり肩こりはないほうがベター。

なぜなら、喉の筋肉は肩の筋肉までつながっているから。

肩のこりをほぐして血流をよくすると、喉の筋肉の血流もよくなり、結果喉のこりもよくなります!

肩を優しくもむ、叩くなどしてマッサージしてあげましょう。


肩を温めても、効果大。

声が良く出るため喉の凝り解消マッサージまとめ

喉のことを勉強し始め、もうすぐ丸4年でしょうか・・・

最初は正直、「こんなことで声を良く出きるの?」とも思っていました。

ですが、毎日内側の感覚に耳をすませていくと、本当にちょっとの違いがわかるようになっていきます。

わかるようになるためには、

  • 毎日自分の喉の状態を感じる
  • どう状態が変化したのかを感じる

ことが、大切です。

まだまだ修行中ですし、間違っていることもあるかもしれません。

ですが、歌は体の全身運動、スポーツ。

アスリートのように自分の身体を自分で把握し、コントロールできるようになる

すると、声がスルスル出やすくなるんです。

声の出にくさが消えて、気持ちよく声が出るようになっていったら、「やっぱり歌って気持ちが良い!」と最高ですよ!

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