声をブロックしてしまう5つの要素を知って音を解放させよう

いきなりですが、クイズです。

声をブロックしてしまう5つの要素とは何でしょうか。

この5つの要素のどれかがふさがってしまうと、音がブロックされてしまうんですね。

音を解放させるには、声の道をふさがないようにするのが大事

昨日の記事少ない練習時間でも練習効率を高める5つのやり方で、

内側の感覚を見つけることが大事

だと書きました。

その大事な感覚の一つが、自分が声をブロックしてしまっていないかを知ることです。

なので、まずは声をブロックしてしまうことを知りましょう!

ヒントとして、音は声帯によって作られます。

声帯はのどぼとけの中にあります。

音は音波として体にも共鳴するので、実際声帯以下でも共鳴はします。

でも、この場合は音の通り道だけを考えて声帯より上で考えてくださいね!

・・・お分かりになったでしょうか?

それでは答え合わせをしていきます!

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声をブロックしてしまう要素1. 喉頭蓋

まず、最初の超曲者が喉頭蓋です。

私も毎日、喉頭蓋をいかに倒さないかばかりを気を付けて練習してます。

今のところ・・・そんなレベルです(汗)

で、でも、大事ですよ!

喉頭蓋は、食道と気管の間にある弁のような働きをする物です。

うちわみたいな形をしてくっついています。

これがあるおかげで、私たちは食べ物を食べる時に気管に入らないわけです。

とっても大事です。

ですが、これがべろーんって倒れてしまうと、声の通り道をふさいでしまいます。

なので、この喉頭蓋を立たせてあげなければならないのですが・・・

倒れているのが人間として普通なので、自力で「よいしょ!」と開けるのは無理です。

周りの筋肉やらやらを使って倒さないようにしてあげるわけです。

これを探すことに苦労します・・・今も修行中です。

喉頭蓋を立たせることは、マイクを使わないオペラの発声で命です。

ですが、これができると他ジャンルにも応用ができますよ。

かなり音色にも声量にも影響する声のブロック要素です!

声をブロックしてしまう要素2. 軟口蓋

軟口蓋は舌を上あごに沿わせていって、柔らかくなった部分です。

ボイストレーニングに通っている人は

「軟口蓋を上げて!」

ということを聞いたことがあります。

「喉の奥をあけて」

という表現が一般的でしょうか。

科学的には軟口蓋はそんなに上がらないものらしいです。

ですが、軟口蓋と舌がくっついてしまうと声の通り道をブロックしてしまいますよね。

第3フォルマントを出すには舌は高い方が良いという説もあります。

それはまたややっこしい話なのでおいおいにして・・・

とりあえずは軟口蓋と舌がくっついちゃってると声の道がふさがれちゃうということです。

声をブロックしてしまう要素3. 舌

軟口蓋と舌がくっついてしまうと声がブロックされます。

あと、舌単体でも舌を丸め込んで声を止めれますよね。

私も舌に力が入ってしまいやすいので気を付けています。

この舌の動きに癖がある人が多いので、鏡を見て練習してみると良いでしょう。

声をブロックしてしまう要素4. 口

口を閉じれば声はブロックされますね。

超簡単な話ではありますが、口の開け方でも音は変わります。

声をブロックしてしまう要素5. 鼻

鼻にも共鳴腔があるので、鼻が詰まっていると声の音色が変わりますよね。

いわゆる鼻声。

ここが解放されていないと、音色に影響が出てきます。

声のブロックをしてしまう要素を知って音を解放させよう・まとめ

いかがでしょうか?

「声を出す」って意外と考えることが多いですよね。

考えすぎても声はブロックされてしまいます。

音の解放って難しいですよね・・・

なので、日ごろの練習で色々試していくことが大切です。

日ごろの練習で色んな音の出し方を試して、良いと思ったものを定着させる。

考えなくてもできるようにする・・・

それが音を解放することにおいての内側への意識です。

今日も頑張っていきましょう!

イタリアは夜なんですが・・・おやすみなさい(笑)

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