本日で「りっちょのボイストレーニング」も本日で20記事になりました。
いつもお読みいただいてありがとうございます。
あまりにもマニアックなことを日々書いていますが、
「人に読んでいただける、参考になった」
と言っていただけることを嬉しく思います。
そこで、
「今日は声の知識についてを学ぶのに私が一番良かったと思う本」
をご紹介します。
何冊もありますが、もしも声の仕組みを学びたいと思ったのならこの一冊がオススメです。
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声のことを学ぶ上で、私が一番オススメの一冊
私はボイスアドバイザー協会の試験を突破するうえで何冊も本を買いましたが、
この赤い本を愛用していました。
「ことばと聞こえの解剖学」
ジョン・M. パーマー 著、 John M. Palmer 原著, 三田地 真実 翻訳
こちらはアメリカの言語聴覚士のための教科書を日本語訳されたものです。
声が出る仕組みや、関与する筋肉のことが細かく書かれています。
読むのにちょっと気合がいりますし、図もすべて白黒の絵なのですが、
言語聴覚士だけでなく、歌手にとってもとてもためになる本です。
声に関与することが、正確に自分の中でマッピングできるようになります。
こういう科学的な本を手に取った時、
「なんでボイトレ講師は生徒にこういうことを知らないで教えられる?!」
と憤りを感じた覚えがあります。
ですが、知識は役立っても本は本で実は正解じゃないのです。
喉は、一人として同じ筋肉の付き方をしている人はいません。
知識や図を頭に入れることで、声を出す、歌を上手くなることへのヒント
にはなりますが、それが直接的な歌唱の向上にはなりません。
だから、歌を学ぶには自分の内部の感覚がとても大事なのです。
でも、知識があることで
ボイトレ講師が何を求めているかを自分なりにわかるようになったり、
誰かを教える時に危険なことを言わなくはなります。
声のことを学ぶのにオススメのサイト
今日の最後に、無料で声のことを学べるサイトをご紹介します。
會田先生が執筆されている
というサイトが、無料で声についてを勉強することができるのでオススメです。
私も日々声の不思議や技術についてを学び、精進しています。
やっぱ声って、歌って・・・
個性的で、人を感動させることもできるから、
素晴らしいと思います。
もっと歌が上手くなる、歌が好きになるために・・・
これからも頑張っていきましょう!
2017年9月17日 りっちょ
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