低い声の出る女性は魅力的だったり憧れたりしますよね。
一体どうすれば低い歌声って出すことができるのでしょうか。
今日は低い声の練習方法についてを考えていきましょう。
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この記事の目次★
低い声が出るかどうかは、声帯の長さで決まっている
低い声を歌声にする練習方法をお話しする前に。
低い声が出るかどうかは、声帯の長さによって決まります。
これは女性だけでなく、男性でも同じです。
耳鼻咽喉科とかで声帯を見てもらう時に、
ソプラノ・メゾ・アルト
とお医者さんから言われるのは、そのためです。
ですが、声帯の長さだけで声種が決まるわけではありません。
声は共鳴腔や筋肉によって得意な音域の響きが変わるためです。
甲状軟骨の大きさによっても違います。
ただし、声帯の長さによって、低い声の音域はやや決まります。
声帯が短ければ振動数が上がって高い音が出しやすいですし、
声帯が長ければ振動数が下がって低い音が出せます。
声帯が長い人は、声帯の引っ張りを強くすれば高い音が出せますが、
もともと声帯が短い人はどうでしょう・・・
これから低い声の練習方法を書いていきますが、絶対に無理はしないでくださいね。
声帯が短い人は高い音を声帯が長い人より軽々出せる可能性がもともとあります。
世界でたった一つしかない声という楽器を個性として楽しんでください♪
女性の低い声を歌声にする練習方法1・声の出所を高くし、鼻の上に集める
低い声を女性が出そうとする時、ついつい声を喉から吐き出すように出してませんか?
呪怨ボイスはNGです。
低い声を胸に響かせる、ペットに響かせる
と習っている人もいるかと思いますが、まずは共鳴腔を響かせてみましょう。
共鳴腔は、声帯より上にある音が響く空間です。
全部で五つあります。
1.喉頭室
2.梨状陥凹
3.咽頭共鳴腔
4.口腔共鳴
5.鼻腔共鳴腔
無意識に出しにくいと感じてしまう低い音こそ、
この響く位置をフル活用しなければなりません。
低い声をついつい本能的に響きも低い位置にして歌ってしまう人が多いですが、
出しにくい音ほど、しっかり響きを減らさないようにしましょう。
人の耳に聞こえる声もまた空気の振動なので、響きはとても大事なのです。
具体的な練習方法としては、手を鼻の上にあててみましょう。
鼻に振動を感じられる位置を探してみましょう。
鼻声にすればいいってわけではもちろんないのですが、高い位置を見つける目安になります。
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女性の低い声を歌声にする練習方法2・中音域から声を変えずに、しっかり支える
つい低い声は支えなしに歌ってしまいがちです。
振動数が高音より少ないので、張りが弱いというのもありますが、
低い声でもしっかり支えて息に乗せた声にしなければなりません。
自分にとって出しやすい中音域で支えを意識して声を出し、
そのまま変えずに下りてくる練習をしましょう。
その時に、鼻の方に響きの振動を感じ続けるようにしましょう。
女性の低い声を歌声にする練習方法・まとめ
低い声を歌にする時、つい喉の方から声を絞ったりうなるように出してしまう
といったことが起きてしまいます。
音が高くても低くても、人が耳で聞き取る歌の正体は空気の振動です。
五大共鳴腔をフル活用してあげましょう。
そのために必要なのは、鼻まで響いている意識です。
鼻声はNGですが、目安として顔に響かせることを意識してみましょう。
また、低い音は声帯の振動数が減り緊張がゆるみ、生理的に支えも抜けがちですが、
身体の中の支えの感覚は他の音域を歌っている時と変えないようにしましょう。
中音域から低い方に向かって変えずに下ろしていく練習をしてみましょう。
低い声の音域を伸ばせるか伸ばせないかは声帯の長さによってきまりますが、
このように共鳴腔の使い方次第では低い音を豊かな音にすることができます。
ぜひ、トライしてみてくださいね♪
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