ヴァッカイで発声練習してみよう!No.1 スケール

ちょっと今日から新企画です。

このブログでも何度か取り上げていますが、ヴァッカイ(Vaccai)という人の教材が

日本ではちょっとマイナーですけど、とても発声を勉強するのに優れています。

補足※ヴァッカイのイタリア語表記にはVaccaiとVaccajの二種類あります。

ちょっとイタリア語の歌詞が付いているので、ハードルが高く感じますが、

無理にイタリア語で歌わなくてももちろんOKです!

ぜひ歌の上達のためにやってみましょう♪

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ヴァッカイを手に入れる方法

ペトルッチというサイトから、インターネットを通して無料でダウンロードすることができます。

無料ダウンロードページはこちらです。

ハイソプラノ用、ソプラノ・テノール用、アルト・バリトン用を選ぶことができます。

この楽譜サイトについての詳細は、こちらの記事の三項目目をご参照ください。

ネットで楽譜を簡単に見つけられる3つの探し方

もちろん、市販の楽譜を手に入れることもできます。

こちらがソプラノ・テノール用で、

こちらがアルト・バリトン用です。

高いので、インターネットの無料楽譜でも良いとは思いますが、

CDが欲しいという人はこのリコルディ社の物だけがついています。

ヴァッカイのNo.1はスケール!

音階を二往復するだけのシンプルな曲ですが、

これをきちんと歌うのは難しいです。

Adagio(ゆっくり)と速度が指定されています。

ゆっくりと支え、息を流し、ポジションにも気を付けていきましょう。

「オ―オオオオオー」

と、0の母音で歌うのがオススメです。

O母音が一番、舌の位置的にも楽に出る母音なのです。

イタリアでも先生はOの母音で練習するように言ってきます。

イタリア人のOは日本人のOよりも深いのですが。

イタリア語で挑戦したいという人のために、カタカナ振ってみました。

基本は休符で息を吸い、ピンクの印をつけた部分でも息を吸ってOKです。

ヴァッカイNo.1を歌えるようになるコツ

イタリア語でも、母音だけで歌う練習でも、

喉で音程を変えないで歌うようにしましょう。

余計な力を抜いて、柔らかく歌いましょう。

スケールの練習については、こちらの記事でも紹介しています。

スケールを練習して、声を筋肉で支える力を身に着ける3つの方法

音階を上がって下りてくるだけといういたってシンプルな曲ですが、

綺麗に喉に力をいれないで歌いきるのはなかなか難しいです。

最初はあんまりうまく歌えなくても、他のNo.を練習していれば、

自然とNo.1のスケールも支えて歌えるようになります。

伴奏もシンプルですが綺麗なので、弾いてもらって合わせるのもOKです。

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