昨日の記事に引き続き、今日も腹式呼吸のことを書いていきます。
腹式呼吸に大事な横隔膜の位置は、こちらの記事でチェックしてください。
腹式呼吸を練習するために、横隔膜の位置を正確に知ってみよう!
具体的にどうすれば、腹式呼吸ができるようになる練習ができるのでしょうか?
最終目標は、いつでも自然に息がたっぷり入って声に返還されることです。
とはいえ、腹式呼吸というと吸うことばかりを考えがちですが、
実は息を余らせずに吐ききることも大事です。
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この記事の目次★
腹式呼吸ができるようになるための練習方法1・腹式呼吸を意識した呼吸練習をする
腹式呼吸を練習するために、呼吸練習を推奨しているボイトレ講師もいます。
具体的に腹式呼吸、つまり深い呼吸の感覚を見つける簡単な方法をご紹介します。
1.前屈をします。
2.前屈をした状態で、お腹が膨らんで息が入るのを感じます。
3.体を起こしてきて、息を吐きます。
この呼吸が深くに入っている感覚を立って歌う時にも使用します。
そして、息を均等にゆがみなく吐けるように練習してみましょう。
始めは難しいと思いますが、息の量が少なくなったり多くなったり、途中で詰まったりしないで
ス――――ッ でも フ――――ッ でも良いので、同じ音で吐けるようにしましょう。
メトロノームという性格なテンポ(メトロノームの4分音符テンポ60は1秒です。)を
刻んでくれるものも、自分でカウントしないで呼吸に集中できるので効果的です。
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腹式呼吸ができるようになるための練習方法2・寝っ転がってお腹の上に本を置いて練習する
この本を使った練習方法も、腹式呼吸の感覚を見つけるのにはメジャーな方法です。
1.寝っ転がってお腹の上に辞書などの大きめの本を置きます。
2.ゆっくり深く吸いながら本を上にあげます。
3.またゆっくり吐きながら本を下におろします。
この3の吐くときに、5秒、10秒とゆっくりおろしていく時間を長くしていきます。
身体に力を入れないようにしてやってみましょう。
また、しっかり息を吐ききりましょう。
息を吐ききれば、深い呼吸は自動的に入ってきます。
1の練習でも同じですが、決められた秒数内に息を吐ききれるようにしてみましょう。
腹式呼吸ができるようになるための練習方法3・歌って腹式呼吸のバランスを見つける
「歌の筋肉は歌うことで鍛えられる」とも言われるように、
ちゃんと深い呼吸を吸うことを意識していれば歌うことでも腹式呼吸を練習することができます。
声の元は息なので、歌うことも腹式呼吸の練習になります。
むしろ、音を支えようと体幹の筋肉を使うので、効率が良いです。
スケールを練習して、声を筋肉で支える力を身に着ける3つの方法
いきなりスケールを練習するのは難しいかもしれないので、
ドレミレドー
ドレミファソファミレドー
などから、声と息のちょうどいいバランスを見つけるようにして練習してみてください。
この記事でも何度か書いていますが、歌は一つ一つを別々に練習するよりも、
一度に色んなことを注意してバランスを取ることの方が早いです。
それまでの工程は確かにありますが、自転車に乗れるようになる時と同じですね。
そこから声を磨いて自在に歌えるようになるのはまた他のバランスも必要で大変なのですが、
まずは「腹式呼吸をして声にして歌える」という自転車に乗ってみましょう。
腹式呼吸ができるようになるための練習方法・まとめ
声の原動力は息による振動ですが、そのためには腹式呼吸をして息を送ってあげましょう。
腹式呼吸の練習方法には、
・呼吸に焦点を当てた呼吸練習
・呼吸時の筋肉の動きに焦点を当てた本の上下運動の練習
がありますが、一番オススメなのは歌いながら息と声と身体がつながる感覚を探すことです。
文章にかくだけなら簡単そうに見えますが、なかなか簡単なことではないですよね。
本当に私も苦労したので実感していますが、歌は全部の内側の意識がつながっている必要があります。
日々、自分の出した声を探していくことで出会うことができますから(なんかスピリチュアルっぽい、、)
毎日呼吸を意識して歌っていきましょう!
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