「風邪じゃないのに、なんだか今日は声が出にくい…」
そんなときは、喉も凝っているかもしれません。
実は、声は喉による運動によって出ているもの。
喉の筋肉が凝ると運動が低下し、声が出にくくなるんです。
喉の筋肉は随意筋ですが感覚がないので、肩や首と違って凝っていても痛みがありません。
生活に支障はありませんが、歌のパフォーマンスには喉の凝りは大影響!
そこで、喉の凝りをほぐせる簡単マッサージを3つご紹介します。
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この記事の目次★
声が出るためのマッサージをする前に、してはいけないこと!
マッサージ方法を紹介する前に、絶対に守って欲しい注意事項を2つご紹介。
守らなかった場合、喉が変になっても自己責任です。
- 絶対に強くやりすぎない
- 甲状軟骨周辺・のどぼとけ近辺全般は触らない
この赤く塗った部分は、自分で触ってはいけません。
その理由は、喉の筋肉は小さいく、簡単に傷つきやすいから。
これから紹介するマッサージは、喉を直接触らずに間接的な方法なので、誰でも簡単に喉のコリ対策ができますよ。
声が良く出るマッサージ方法1・あごの下をほぐす
歌いすぎたり疲れてていると、あごは固くなりがち。
そこで、あごの筋肉をマッサージしてほぐすと、喉の筋肉への血流がよくなり、結果喉のコリ解消になりますよ。
赤塗った部分を、やさしく触ってほぐしてあげましょう。
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声が良く出るマッサージ方法2・耳下から伸びる茎突咽頭筋をほぐしてあげる
咽頭は、二本の茎突咽頭筋(青)と、二本の茎突舌骨筋(赤)によって支えられています。
この筋肉もとても細くて強く触ってはいけない部分ですが、茎突咽頭筋(青)の耳側なら、やさしくさわればマッサージしてOK。
触っていい部分は、赤く塗った耳下の部分です。
絶対に、強く押したり揺らしたりするのはNG!
上から下に、リンパマッサージのように、つまりや血流を流してあげるイメージで優しくマッサージしてあげましょう。
私の場合はパソコンをやりすぎたり、体全体が凝ってきたりすると、ここがよく凝ります。
一日の寝る前にマッサージしてあげるだけで、翌日の喉の凝りが大分減りますよ!
声が良く出るマッサージ方法3・肩をマッサージする
私もひどい肩こり持ちではありますが、やはり肩こりはないほうがベター。
なぜなら、喉の筋肉は肩の筋肉までつながっているから。
肩のこりをほぐして血流をよくすると、喉の筋肉の血流もよくなり、結果喉のこりもよくなります!
肩を優しくもむ、叩くなどしてマッサージしてあげましょう。
肩を温めても、効果大。
声が良く出るため喉の凝り解消マッサージまとめ
喉のことを勉強し始め、もうすぐ丸4年でしょうか・・・
最初は正直、「こんなことで声を良く出きるの?」とも思っていました。
ですが、毎日内側の感覚に耳をすませていくと、本当にちょっとの違いがわかるようになっていきます。
わかるようになるためには、
- 毎日自分の喉の状態を感じる
- どう状態が変化したのかを感じる
ことが、大切です。
まだまだ修行中ですし、間違っていることもあるかもしれません。
ですが、歌は体の全身運動、スポーツ。
「アスリートのように自分の身体を自分で把握し、コントロールできるようになる」
すると、声がスルスル出やすくなるんです。
声の出にくさが消えて、気持ちよく声が出るようになっていったら、「やっぱり歌って気持ちが良い!」と最高ですよ!
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