ありがたいことに、オススメさせていただいているイタリアの発声教材
「ヴァッカイ」の記事をお読みいただけている人がいるようです・・・!
日本ではあんまりメジャーではないので、とっても嬉しいです(*^^*)
なので、今日はN0.3を更新させていただきます。
ヴァッカイの3曲目は、4度の音程幅の練習です。
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ヴァッカイで4度の音程幅を取る練習をしよう
No.1の記事に、楽譜の手に入れ方も乗っていますので参考にしてくださいね。
No.1ではスケールの練習でした。
ヴァッカイで発声練習してみよう!No.1 スケール
No.2では3度の音程幅の練習でした。
ヴァッカイで発声練習してみよう!No.2 3度の練習
今回取り上げられる4度の音程幅とは、
ド - ファ
レ - ソ
ミ - ラ
ファ - シ
ソ - ド
ラ - レ
シ - ミ
となります。
3度くらいの音程幅だとそんなに感じないかもしれませんが、
4度くらいから音が離れていると感じ始めると思います。
ここを曖昧にしないでしっかり支えて歌えるようになると、
音程が良くなりますよ!
4度の音程跳躍を歌えるようになるコツ
今回も一応、イタリア語に挑戦したい方用に、カタカナを振ってみました。
もちろん、歌詞をつけないで母音で練習してOKです。
4度の音程には支えと喉のリラックスが必要ですが、さらに息が重要になってきます。
ピンクのvマークのところで息を取り直すようにしましょう。
この曲のようにずーっと4度の跳躍をさせられ続けると、息がもたなくなっていきます。
しっかり息を取ってあげることが、この4度跳躍を歌いきれるコツです。
また、跳躍音程のある曲になると、音を上下のイメージで取ってしまいますよね。
ですが、音の高低に関係なく、意識はまっすぐに歌うようにしましょう。
音に合わせて
・声の出所
・支え
・息の流れ
・喉へのテンション
がいちいち変わってしまうと、声や音程が定まらなくなってしまいます。
もちろん、高い音と低い音で喉の筋肉の働きは全く同じではないですが、
多くの人は音程に左右されて声の状態を変えすぎです。
難しいんですけどね・・・
必要な筋肉は稼働させて、不必要な筋肉への力は緩ませる、
音が上下してても出所、意識、息の流れはまっすぐ・・・
音が上に行くときは少し軟口蓋を上げるようにするのも大事です。
逆に、下がる時は緊張が緩みがちなので支え直してあげましょう。
いやはや、歌って考えることが多すぎですね!
一つ一つは簡単なのに、いっぺんにやろうとすると本当に難しいです。
でも、歌はバランスが命なので、いっぺんに見つけていかなければいけません。
別にヴァッカイじゃなくてもいいんですが、こういう単純な曲ができるようになれば、
驚くほど自分の歌を助けてくれるようになるのです。
今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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