今日もヴァッカイについてを書いていきます。
読んでくださる方がいて、本当に嬉しいです・・・!
自己満にならないように、役立つ情報を発信していきたいと思いますが、
この教材の良さ歌を学ぶ人に伝えられたらと思っています。
さて、ヴァッカイについてのシリーズを書いてきて、
4曲目では5度の音の跳躍を練習していきます。
3,4,5度の幅はクラッシクだけでなく、他のジャンルの歌を歌うのにも大事なので、
ぜひこの単純に5度音程だけで書かれた曲を使って練習していきましょう。
過去の記事はこちらです。
No.1の記事で楽譜の手に入れ方をご紹介しております。
インターネットで無料で手に入れることができますので、ご活用ください。
ヴァッカイで発声練習してみよう!No.3 4度の跳躍音程の練習
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ヴァッカイの4曲目で5度の音の跳躍練習に挑戦!
5度くらい音程が離れていると、とっても音に距離があるように感じますよね。
広い距離がある音程感も、4度の時のようにしっかり音を定められるようにしましょう。
5度の音程の幅とは
ド - ソ
レ - ラ
ミ - シ
ファ - ド
ソ - レ
ラ - ミ
シ - ファ
の距離のことです。
今日も実際にイタリア語に挑戦したい方用に、カタカナを振りました。
もちろん、毎回書いていますが母音で歌ってOKです。
これだけ音が上下すると、喉の状態を変えないで歌うのが難しいですよね。
ですが、喉を閉めたり力を入れたりしないで、
この跳躍歌えるように感覚を探してみましょう。
それには、休符の時に十分なブレスをするのが大切です。
2小節ごとのシンプルなメロディーなので、息が不十分でも歌えてしまいます。
ですが、音は声帯の間を空気が通るだけで声になり歌になることを感じましょう。
喉に余計な力を入れなくても、声帯の振動数や披裂軟骨による少しの引っ張りが変わるだけで、
音程の操作は可能なのです。
4度の跳躍練習の時にも書きましたが、多くの人は音の幅がある曲に対して
体の内側が力んでしまったり、喉が締まってしまったりと色々なことが起こりすぎです。
その結果、音をちゃんとしっかり定めようとすればするほど音痴になってしまう
ということが起こります。
ポジションを変えない、きちんと支える、音の幅を曖昧にしないでちゃんと感じる、
ということももちろん大事です。
そこにプラスして、5度という広い跳躍を発声練習するには、
息による振動数の変化だけで楽に音程は変化できる
という感覚を探してみましょう。
イタリアで半年くらいは、暗譜してしまうくらいずっとヴァッカイで声作りをしてきました。
シンプルな曲ですが、美しいメロディーで音程感覚や歌の筋肉に関する感覚を身に着けられます。
この音程幅を自在に歌えないと、これより難しい曲は楽に歌えないのです。
ただ、地道でも一つ一つ簡単な曲を歌えるようにしていった時、歌唱の実力はアップします!
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